深夜3時
私はこの時間帯が大好きだ。
外の空気を感じたくなって窓を開けてベランダに出る。
ちょうどいい気温、柔らかい風が優しく流れていて、
お風呂上がりのほてった肌に心地良くあたる。
最高だな。
コーヒーを用意しにキッチンに行き、大きなマグカップを持ってベランダまで戻る。
コーヒーの湯気が鼻先にあたる感覚、
コーヒーの温かい香りが鼻の奥を通る感覚、
ひと口含んだコーヒーが喉を通り過ぎて胃に落ちて、鼻に抜ける。
ああ、最高だな。
「ああ、最高だな。」と感じるとき、自然と涙が溢れる。
幸せだなぁ、と、感謝の気持ちが込み上げてくる。
最高に気持ちがいい。
頭のてっぺんからつま先まで自分の細胞ひとつひとつを意識しながら呼吸をしてみる
これもまた、涙が溢れ出てくる。
今この瞬間、最高に幸せで、
今この瞬間、なんの問題もない。
今この瞬間、ただここに居るだけ
今この瞬間、ただ存在しているだけ
何もかもがありがたすぎる。
何もかもが気持ち良すぎる。
コーヒーがうますぎる。
最高に気持ちいい。
あーもう、何時間でもこうしていられる。
いつまでもこうしていたい。
ああ、最高だな。
より良い心地良さを求めて、わたしを気持ち良くさせてあげるために、わたしは生きている。
必要なことは、心地良く気分良くいる事だけ。
湧いてくる感情、直感に従い行動すればいいだけ
気分の良さが全て。
