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サレ妻が陥る我慢の弊害

「こんなに頑張ってるのに、
どうして私ばっかり…」

「なんで報われないんだろう?」

「私ばっかりが我慢してる…」

そんなふうに
思ったことありませんか?

私は、めちゃくちゃありました。笑

夫の不倫が発覚して、
逆ギレされて自分を責めて

これ以上嫌われないように
また仲良しになれるように
離婚の意思を撤回してもらえるように

一生懸命自分を変えようとして

ネットで見つけた
不倫解決法とか夫婦再構築法とか
引き寄せもお祓いも神頼みも
全部やった。

夫に気に入られようとして
朝早く起きるとか
お弁当を作るとか
掃除をしてみるとか

別にやりたくもないことをやって
思ってもいないことを言って
(「ありがとう」を言うとか。笑)

笑いたくもないのに笑って
(いつも笑顔でいろと書いてあった。笑)

努力してるつもりだったし
頑張らないといけないんだ
って思ってた。

なんだけど、
何にも変わらないどころか

「いい加減にしてくれよ」
「自分が悪いって自覚しろよ」
「気持ち悪い」
「白々しい」とかとか

今まで聞いたことのないような
そんなこと言うような人だったんだ!?
ってびっくりする
暴言ばかり言われるようになって

どんどん夫はモラハラ化していって
私は嫌われたくなくて、怖くて
どんどん萎縮して縋りついていった。

昔からよく知る友人に
「DVうけてる子みたいになってるよ」
って言われて

そんな自覚はなかったから
ものすごく驚いたのを覚えてる。

今の私からみたら、
当時の友人が言っていたのは
本当にその通りだと思う。

現実を見ていない、
自分の状態がわからないのは
その渦中にいる自分だけなのだ。

夫が不倫を
終わらせてくれるように、

夫とまた仲良く笑って
今までのように暮らせるように

感情をぶつけるでもなく
思ったことをそのまま言うでもなく
伝え方だよね、とか
いろいろ頑張ってたんだけど、

家出していった夫から
離婚調停を申し立てられた時に

“あぁ、もういくら頑張ったって
私には何も変えられないし
なんにもできないや”

って思った。

「頑張ってきはずだったのに」
って号泣だった。

いい娘でいようとした。
いい人でいようとした。
いい妻でいようとした。

自分の居場所を守ろうとした。


ちゃんとしなきゃって、
自分の役割を果たさなきゃって。


望むように過ごしたし
言うことを聞いてたし
わがままは言ってないし
何もかも我慢した。

夫とも、家族とも
みんながうまくいくように


「こんなに頑張って
我慢してるのに、なんで?」
って思った。

私は世界一不幸だと本気で思った。

でも、自分と向き合って
いくなかで気づいたんです。

“それ、勝手に我慢して、
勝手に「私かわいそう」って
やってるだけだよな。”って。

誰かに「我慢しろ」って
言われたわけでも
頼まれたわけでもない。


自分が勝手に
「いい妻でいなきゃいけない」
って思い込んで、


自分が勝手に
自分を押し殺して、


自分が勝手にこの
ストーリーを作ってただけ。

相手はそんなこと全く
望んでいないかもしれないのに、

私が勝手に
「我慢すればうまくいく」
「我慢すれば愛される」とかって
思い込んでいただけ。

しかも、それが
積み重なるとどうなるか?

「こんなに頑張ってるのに…」
「こんなに我慢してるのに…」っていう
サレ妻あるあるの被害者ポジションから
動けなくなっちゃう。


自分で自分を
「かわいそうな人」に
仕立て上げちゃう。

自分で自分の人生を
「私はかわいそうで惨め」に
作り上げていって

「私ってかわいそう」
「私って惨め」
「私ってこういう人」
「私は変われない」
って思えるような現実を
次から次へと自ら落とし続けて

「私かわいそうでしょ」
「頑張ってるのにひどいでしょ」
「何もうまくいかないんだ私」
「私っていつもこうなの」
「不幸を選んじゃうの」
って言うのを世界に表現して

そうなると、
「DV受けてる人みたい」
「共依存だね」
「かわいそうだね」
って自分でも思うし
他人からもそう言われるような
“望んだ”現実が手に入る。

「かわいそうな私」だから
かまってもらえる世界が手に入る。

この記事の本質はこれで、

本当に怖いのは、
「我慢そのもの」じゃなくて、

その我慢から生まれる
「かわいそうな私」っていう
ポジションに留まることだ。

我慢して耐えて、
良い子を演じて
他人の機嫌をと離続けて
自分は一人で苦しみ続けることでしか
「愛される理由」を作れない。

私は5年前まで
この潜在意識を持ってたんです。
(要らないよねこんな設定。笑)

でも、自分らしく生きることを
選択してきている人は、
全然違う意識の世界で生きてた。

我慢なんて必要ない。
何もしなくてもここにいていい。
何もしなくても愛されていい。

頑張らなくても大事にされていい。

これを知った時は
目ん玉ひっくり返るくらい
驚愕だったんだけど

“私もそんな世界で生きてみたい”

そう望みが湧いたとき、
私はやっと
「被害者」から抜けられた。

“このままずっと我慢して
自分を押さえて
かわいそうな被害者でいなくても
何をどう思いどうしていても
幸せで豊かになれるんだったら
そっちの方が良い”

本気でそう思って、
私はそうなりたいと望み
そう在ることを目指して
5年間自分と向き合うことに
取り組んできて

現実を見ることが
できるようになったし

夫軸から抜けて自分軸になれたし

何がどうなっても
私は大丈夫だって
思えるようになれたし

他人より自分を大事に
できるようにになれたし

いつもお金がなくて
ずっと非課税世帯だったけど
今は月商70万になった。

6年前の私からしたら
全く別の世界の自分になってる。

この現実を作ったのは
紛れもなく、

あの時に
“そんな世界で生きてみたい”と
望んだ私自身だ。

あの時から、
我慢をやめたからで
現実を見てきたからで
かわいそうな私をやめたからで
自分の感情を細かくみて
自分と向き合ってきたから
でしかない。

だから私は、今、
夫の不倫に振り回されて
悩んでいるあなたに伝えたい。

「こんなに頑張ってるのに…」って
思ったときは

「誰に頼まれて我慢してるの?」
って、
自分に聞いてみてほしい。

それ、
本当に必要な我慢ですか?


それとも、
ただ「かわいそうな私」
でいるための努力ですか?

あなたが本当に欲しいのは、

「かわいそう」って言われること?

違うよね?


幸せになりたいんですよね?

だったら、まずは
その「我慢してる私」に
気づくことからです。

ちょっと厳しい言葉に
聞こえるかもしれないんだけど

「私かわいそうでしょ🥺」じゃなくて、

「幸せな私、最高でしょ♡」で生きていく。


そのきっかけになれたら嬉しいです。

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