私がなぜこの仕事を
しているのかというと、
私がとてつもない孤独を
感じていたから。
2019年に
夫の不倫が発覚して
夫も親も誰もいなくなった。
それまで、
ずっと一緒にいるものだとか
ずっと変わらないと思っていたもの
大事に思っているはずだ
味方でいてくれるはずだという
自分の人生の中での土台が
一気に全て崩壊した私は
自分の周りに、当たり前に
いたはずの人間が誰もいなくなって
なんで私は生まれてきたのか
なんで私はここにいるのか
なんで私は生きているのか
なんのために私は存在しているのか
自分の存在価値や意義を見失って
突然、宇宙空間に
放り出されてしまったような
この世界にただ一人
何がどうなっているのかもわからない
恐怖と不安と焦り、
混乱の日々を過ごしてた。
その中で、
何が救いだったかというと
なんの条件もなく
ただ真っ直ぐに私を見ていて
何も求めずにそばにいてくれた
愛犬たちの存在と
サポートを受けてたカウンセラー、
そして、同じような状況で踏ん張って
自分を諦めずに頑張っている
サレ妻仲間の存在だった
誰も何もなくなった
私のこの世界で
ただ、私の存在を
知ってくれている人がいること
私が生きていることを
知ってくれている人がいること
私が頑張ってるんだと
知ってくれている人がいること
そういう存在がいてくれることが
私の救いで、支えだった
夫には
「さおりじゃなくてもいい」
と言われて
父親には
「いうことを聞かないなら縁を切る」
と言われて
母親と弟には
「お金を出さないなら縁を切る」
と言われて、
誰も私にことをなんとも思ってない
誰も私のことを気にかけていない
誰も私の味方はいなかったとき
愛犬たちががいなかったら？
カウンセラーとサレ妻仲間に
出会っていなかったら？
あのまま一人だったら？
私は今世をもう
終えていたかもしれない。
そのくらい、
世界でただ一人だという状況が
寂しくて悲しくて辛かったから
そのくらい、
救われて支えられて
心強くて希望で頑張れたから
「いつでも気にかけているよ」
「いつでも応援してるよ」
「いつでもなんでも話してよ」
っていう
過去の私が死ぬほど求めていた
存在でいたいと思いながら
「大丈夫、ひとりじゃないよ」
「自分で、好きな未来を創れるよ」
って伝えたくて
自分の未来にワクワクして欲しくて
自分のために
自分の声を聞いてあげて欲しくて
自分を大切に
できるようになって欲しくて
この仕事をしている。
「大丈夫、ひとりじゃない」
そう思えるだけで、
少しづつでも着実に進めるから。
ひとりでは思い描けないものが
一緒なら描けるようになるから。
誰かに何かをしてもらわなくても
誰かに何かをしてあげなくても
私はここにいる、
私はこのように生きる、と
本来の自分をだんだん
思い出してどんどん進めるから。
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