夫の態度、今後の生活、未来のこと。
考えたくないのに、
勝手に湧いてくる“不安”。
頭の中でずっと渦巻いて、
気づけば呼吸が浅くなったり、涙が出てきたり。
そんな状態の毎日を過ごしてませんか?
私は2019年に夫の不倫が発覚した直後、
もうほんと毎日これを繰り返していました。
「最悪の未来ばかり想像してしまう」
「起きてもいないことに怯えてしまう」
「もうだめだ、終わりなんだと大号泣」
でも、不安って実は
“正体がわからないから膨らむ”
っていうだけなんですよね。
勝手に妄想して、その気分と
感情、感覚を感じるように
自分で持って行ってるだけなんですよ。
逆に言えば、この正体さえ
ハッキリすれば不安も大丈夫になる。
不安を解消しようとして
余計に焦ったりもっと不安にならなくて済む。
そこで、私もずっと使っていて
クライアントさんにも使ってもらっている
“鉄板の不安の扱い方”を紹介します。
まずは、不安を感じている自分を
「今私はめちゃ不安なんだな」
「そりゃそうだよな。」
「怖いよな」と自分の感情を認める。
んで、
1. 不安に思っていることを全部書き出す
A4くらいの大きな紙に、ひたすら全部書く。
例えば、
・夫の行動が怪しい
・これからの生活が不安
・子どものこと
・お金のこと
・離婚になるのが怖い
・周りにバレたらどうしよう
頭の中にあるものを
“全部、紙の外に出す”。
言語化して、視覚化する。
で、自分の声で読み上げてみる。
「〇〇が〜〜で不安だ」
飽きるまで繰り返しててください。
これだけでも少しは脳のパニックが落ち着きます。
2. なぜそれが不安なのか、理由を全部書く
例えば、
・裏切られるのが怖い
・1人になるのが怖い
・お金がなくなる未来が怖い
・夫に捨てられたように感じる
不安の根っこには必ず
そう感じる“理由”があります。
自分が何を感じているのかに
気づくことができて感じることができたら、
次はここにも気づいて聞いていくのができれば
まじでめちゃくちゃ大きな一歩。
3. その不安が現実になったときどうなると思っているのか書く
最悪を想定することで、
「何をそんなに怖がっていたのか?」が明確になります。
例えば、
・生活できなくなる気がする
・誰にも助けてもらえない気がする
・子どもを守れない気がする
・心が壊れてしまう気がする
わかりますかね?
“気がするだけ” なのに、
脳はもう現実かのように感じてしまう。
”かもしれない”だけなのに。
4. 実際そうなったとして、できることを全部書く
ここが私的には最重要。
例えば
・行政の支援を使えるか調べる(聞きにいく)
・仕事を探せば収入は作る
・相談できる専門家を探る
・実家に一時避難する
・慰謝料請求する
・法的に守ってもらう
・周りに頼ることもできる
・ホームレスになる
・生活保護を受ける
・借入をしてなんとかする
・実際にそうなった人を探す
などなど
人って、 妄想で生きてるだけなので
どれだけ不安でも、単純に事実ベースで
現実だけ見ていればなんの問題もないです。
「こうなったらこうすればいいか」
「別にどのパターンが来ても、どうにでもするわ」って
実際にそうなったときに現実見て
考えれば良いことで、
「対処法なんて山ほどある」ということを
知ってればそれでいい。
起きてないことを考えてるより
起きてることを見た方が良くない?
(みんなこれができないから現実が進まない)
今、この瞬間、あなたの不安は
“まだ現実になってない”。
まだ起きていないことを妄想して
「それが起きる」と何も知らない自分が
決めつけて勝手に、今、怯えているだけ。
そして、不安の正体が見えたら
不安は別にそのままで良いとわかる。
この4つができたら、
あなたの中で「不安→望み」への
転換が始まります。
「不安すぎて何も手につかない」
「寝ても覚めても不安しか感じない」
「漠然と不安、怖い」
そんな状態だった方が、
不安の正体を一緒に見つけていくと
すごく落ち着いて、
表情がどんどん柔らかくなるんです♡
不安は敵じゃない。
あなたの内側にある
“本当の望み” を教えてくれるサインです。

