【あの頃の自分に会いに行く】
2019年の2月に
夫の不倫が発覚して以降
それまでの人生の中で
私が一生懸命に繋ぎ止めていた
夫や両親との関係性や
お金のトラブル
不安定だった心が
全部一気に崩壊しました。
「自業自得だろ」
「この疫病神が」
「お前のせいでみんなが
不幸になってるんだからな」
「いうこと聞かないなら
お前とは縁を切るからな」
誰一人として
話を聞いてくれる人も
味方になってくれる人もいなくて
悲しくて苦しくて
何をどうすれば
この状況が良くなるのか
全然わからなくて
ひとりじゃ何もできないし
自分しかいないということを
その時初めて痛感して
自分に絶望した。
自分しかいないなら
自分で自分をなんとかするしか
もうあとがないから
私の感情を
代弁してくれているような
ブログ記事を書いていて
私の状況を実際に
見ているかのように具体的な
アドバイスを発信していた
カウンセラーさんのところへ行った。
そこで2019年9月から
1年間のメンタルケアと
マインドのサポートを受けて
自分は何をどうしたいのか
自分と向き合って望みと
自分のやるべきことを明確にしながら
夫からの度重なる離婚調停や
義理の両親からの嫌がらせ
自分の両親との軋轢に対処して
夫や不倫相手の
張り込みと尾行をして
不貞の証拠を揃えて
2020年の8月に、
弁護士雇わず一人で
訴訟を起こしたのと同時に
カウンセラー養成講座へ入った。
心理学や脳科学、法律、
認知行動療法や量子力学、
数秘術にタロットカード、
仏説や引き寄せといったような
様々なことを学びながら
毎月ひとりで法廷に立ち
約1年半をかけてやり切り
2022年の2月に勝訴した。
そして、
夫の不倫に悩む
サレ妻を幸せにする
マインドコーチとして
起業を決めたのが2022年12月末。
2023年から
ビジネスとインスタマーケ、
ストーリーライティングと
動画編集を学びながら
発信を始めて
私のこれまでの実体験を
1分でまとめたショート動画
「わたしはサレ妻」シリーズは、
インスタで50万回再生
YouTubeでは180万回再生になった。
見てくれる人が一気に増えて
びっくりしたのと同時に、
「自分を表現すると、
世界はこんな優しい
反応をしてくれるんだ⁉︎」って
嬉しくて泣いたことを覚えてる。
私は、ずっと、
自分を表現したかった。
崩壊するまではずっと
誰かの言うことを聞いて
誰の機嫌も損ねないように
顔色を窺って生きていて
裁判のなかで1年半かけて
自分を表現してきたことが
人生で一番楽しかったんだけど
それ以上に楽しくて
永遠に出していける
自己表現の場を見つけた、
と思った。
だけど、
2023年の年末から思うように
コンテンツの作成が進められなくて
発信が止まってしまっていた。
「急に人が増えたことに
ビビっっちゃったんです」とか
「なんか方向性が
違う気がして作れない」とか
今思えばよくありそうな
言い訳をしていたんだけど（笑）
先日、
めーちゃんの公開セッションを
受けさせてもらって、
本当は、“自分の心がそこから進めなかった”
からだったと気づきました。
あらためて痛感したのは
私はまだまだまだまだ、
あの頃の自分をちゃんと
迎えに行けていなかったんだな
ということでした。
「惨めだな」って思いながら
ラブホの前で張り込みをしてた時とか
震えて泣きながら書いた訴状とか
自分も世界も責め続けてた日々とか
夫の不倫を知って、
それでも好きだった気持ちとか
「自分にはなんの価値もないんだ」と
思ってたあの頃の私がまだそこにいて
あの頃の気持ちを思い出して
泣きながら書くたびに
泣きながら発信するたびに、
今の私の心が、
その時代の自分に引っ張られてしまって、
苦しくて動けなくなってた。
過去を振り返るって、
ただの回想じゃなくて、
心の奥にある
“あの時の痛み”を
もう一度感じにいくことだから、
ほんとに、エネルギーを
たくさん使う作業で、、
「なんで発信が止まるんだろう？」
って考えたときに、
“何がしんどいの？”って聞かれても、
うまく答えられなかったんだけど、
本当は、私は毎回、
過去に“憑依”して文章を書いて、
未来の自分として今の行動をして、
でも同時に“今”という日常を
味わいながら生きていて、
過去・現在・未来を
何度も何度も意図的に
行き来するからしんどいと感じてた、
って、やっと気づいたんです。
毎回パラレルワールドを
行ったり来たりして切り替えて、
そのたびに気力も体力も、
かなり使っていたのか、って。
過去の自分で書いた文章を
未来の自分のために
今の自分が動いて作成していて
今の自分が過去と今と未来に同時に
存在していることで
今に戻る時に毎回混乱する。
だからそれが
しんどいと思っていて、
過去から今に戻れなくなったら
どうしよう、怖い、と
感じていたことにも初めて気づけた。
めーちゃんの
「戻るほうが難しいと思うよ。
戻るの、無理じゃない？」
「今幸せなんだから
続きを書いてそれを
見せてあげてください」
という言葉に、
「確かにーーー！」って
ふっと肩の力が抜けて。
「大丈夫、続きをまた作ろう」
「自分を表現したい」
っていう気持ちがいっぱいです。
自分の骨を拾いにくような感じで、
何度でも書いて何度でも迎えに行って、
あの頃の私を、今の私が
ちゃんと抱きしめて連れてこようと思います。
まだまだこんなに泣くくらい、
私にとって大きな出来事だった。
けど、あれがあったから、
あの痛みを超えて今の私がいるわけで。
当時からしたら奇跡のような
想像以上の今を生きていて、
これから出会うお客様や
今のクライアントさんたちに
その光を届けていけたら、
こんなに嬉しいことはないよな、
こんなに喜ぶことはないよな、
って思いました。
勇気出して公開コンサル
応募してみてよかった。
こちらの公開コンサルのYouTube動画は
5月頃に公開になるそうなので、
公開になったらまた報告します。
観て欲しいけど、
めちゃくちゃ恥ずかしいので
観てほしくないという
矛盾する気持ちと葛藤としてます。笑
ありがとうございました。
