家庭のなかでも
職場の人たちや
友人との食事会でも
「なんで私は今ここにいるんだろう?」
「なんでこの人たちと関わってるんだろう?」
「誰といても安心できない」
「誰の前でも素直になれない」
とかって思うこと、ありませんか?
私、結構よく思ってました。
どこに居ても、誰といても
なんか、よくわかんないけど
自分の居場所がない気がして
好きなものも夢も話も微妙で、
ズレてる気がして合わない気がして
でも、そこにいるから、
そこにいるように合わせてた。
その渦中にいるときは
微かな違和感として感じてるだけで
自分では気づけないんだけど
自分を知ることが人生を変える
唯一の鍵なんだと気づいてから
自分と向き合っていく中で
これまでの自分の生きてきた
人生のいろんな場面で、
どんどんいろんな自分に
気づいていくんですよね。
至る所で、そういう違和感を
私は確かに感じとっていたはずなのに
それがなんなのかもわからずに
スルーして他人に合わせて生きてました。
自分は何を望んでいて
どんな感情を味わいたくて
どんな関係性を求めているのか?
ここが、ものすごく
曖昧だったからなんだけど
ここと向き合うと、
「この人たちといられない」
「ここにいられなくなるかも」
っていうのが怖いから、
それを察知していて(無意識に)
避けて生きてたっていうことなんですよね。
私は、自分が心地よいと感じる関係性って
自分のままでいられて、本音で言い合えて、
信頼し合えて、応援しあえる関係で
・好きでいられること
・愛を持って接せられること
・自分の本音がちゃんと伝えられること
・相手の本音も聞けること
・良い人になろうとしないこと
・自分のままで自分らしく過ごすこと
そういう本当の繋がりを 今の私は大事にしたい。
本当の繋がりを体感として
感じられる瞬間で面白いのは、
その相手が必ずしも
“身近な人”とは限らないこと。
家族かもしれないし、
パートナーかもしれないし、
ペットかもしれないし、
推しの存在かもしれない。
あなたの心が喜びで震えるほど、
本当に繋がっているんだと感じられる存在が
“あなたにとっての大切な人”なんですよね。
そしてもっと言えば、
本当の繋がりは、結局
「自分との繋がり」で
自分と深く繋がっていたら、
他者に過度に依存したり期待したり、
執着したりすることが減ってくる。
だからこそ、「自分の本当」を
知ることがとても大切になるわけです。
でも、
「望みって言われてもよくわからない」
「願い事とか言われてもピンとこない」
っていう人も多いと思う。
そういう時は、
大きくまとまった願望を
“細分化”してみるのがおすすめ。
たとえば
「人間関係を良くしたい」という
大きくてざっくりな願望があったとして
誰との? どんな場面で? どんな言葉を交わしたくて? どんな気持ちでいたいのか? 何を与えたいのか? 何を受け取りたいのか?
っていう感じで細かくしていくと、
自分の本音がスッと見えてきます。
“自分らしさ”って、
抽象的に考えると見えなくなるけど、
最小単位にするとすごくシンプル。
・個と個
・自分と相手
・自分と自分
結局すべてはここからしか始まらない。
だからこそ、
自分の本当を知ることが
人生のすべての基準になっていく。
大きすぎてわからないものは、 小さくして、細かくして、シンプルに。
その積み重ねが、
本当の自分との繋がりをつくっていきます。
細分化していくことで、
今まで見えなかった“本当の自分”に
近づいていけるので
自分への問いと、
自分の感情を確認する言語を
持つ練習をすると良いです◎
自分の中に言語が少ない人は、
本を読むとか映画を観るとかして
感受性を高めて自分の感情に
当てはまる言語を探す時間をかけないと
自分の内面の言語化はハードです。
一人でできない人はコーチやカウンセラーに
無意識の言語化を手伝ってもらって
自分の先を行く誰かから言語をもらうのが早い。
現実を変えるのも、自分を変えるのも
何をどうしていきたくて
何をどうすれば良いのかっていうのは、
自分を知らないことには
現在地も目的地もわからないままだから
それだと動き出すことも難しい。
飛んで行くことはできないから
一歩ずつ進んでいきましょう。
結果、それが一番早く着実に変われる。

