“常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクション”
 ーアルベルト・アインシュタインー
この言葉を初めて見たとき、ドキッとしました。
2019年、私は夫の不倫という現実に苦しんでいて、
同時に親族間の金銭トラブルや家族間のいざこざが勃発し
どうして自分ばかりがこんな思いをするのか?
なんでこんなことになってしまっているのか?
全然分からなかったからです。
「私は真面目に生きてきたのに」
「家族を大切にしてきたのに」って。
でも、それこそが
“私の中の常識”だったんですよね。
悩みを解決するためには、その悩みを
「悩み」だと思わない自分になる必要があります。
目の前の「出来事」、そして「悩み」という
思考ばかりをしていても、そこからは抜け出せません。
大切なのは、
「その悩みを見ている自分」
「それを問題だと思っている自分」に目を向けること。
つまり、何が起きたかではなく、
「その出来事をどう感じ、どう捉えているか?」
っていう自分の感情に気づくことなんです。
夫の不倫という出来事も、
人によって意味づけがまったく違います。
「夫に裏切られて捨てられたかわいそうな私」
と感じれば、世界はずっと苦しいままです。
でも、「これをきっかけに私はどう生きたいのか?」と
自分の視点を変えた瞬間、少しずつだけど
意識のベクトルが自分に戻っていくんですよね。
なんとなくわかりますか?
問題を解決していく力を身につけることや
自分の人生・現実を変えるって、結局この
“意識の方向転換”なんですよね。
私のクライアントさんのなかに
40代の主婦のAさんがいるのですが
夫の不倫が発覚してから、
「どうして私ばかりこんなに苦しむのか?」
「何をしても報われない、もうだめだ」
と思い続けていた方でした。
セッションの中では、夫の問題ではなく、
“自分の中にある“当たり前”を一緒に見ていく”
っていうことをしていきました。
そこで彼女が気づいたのは、
「妻は我慢してこそ立派」
「家庭を守るのは私の責任」
「私が頑張らないといけない」
っていう、“謎の思い込み”でした。
その「〜すべき」という常識が、
彼女を苦しめていたんですよね。
その気づきをきっかけに、
Aさんは自分の感情を少しずつ見つめ始めました。
「本当は悲しい」
「本当は寂しかった」
「本当は優しくしてほしかった」
そうやって自分の気持ちを
認めてあげられるようになっていき、
できる限り自分で自分を満たしていくことを
日々していってもらいました。
2年以上頑張ってきたのに
何も変わらなかった現実がたった2ヶ月後には、
「夫の態度が少し柔らかくなった気がする」
「無理しない自分で生活できるようになった」
「未来の自分がちょっと楽しみになってきた」
と笑顔で話してくれました🥹🤍
この変化からわかるように、
現実を変えたのは「夫ではない」ですよね?
Aさん自身の自分自身への態度と、
“物事の捉え方・見方”を変えたからです。
「常識を疑う」というのは、決して
「今までの自分を否定すること」ではありません。
むしろ、これまで必死に生きてきた自分を
理解して労って認めてあげることなんですよね😌
あなたが今まで守ってきた常識は、
あなたを守るために必要なルールだった。
でも、それが今のあなたを苦しめているなら、
そろそろ新しいルールに変えてもいいよね。
「妻ならこうあるべき」
「人に迷惑をかけちゃいけない」
「ちゃんとしなきゃいけない」
その、“ちゃんと”っていうのが、
今のあなたを縛っているのかもしれない。
どんな常識や思い込みを持っているのか?
これを知ること。
それが自己理解の第一歩であり、
自己否定ではなく現状把握ということです。
自分を責める必要はなくて、
「あ、私こういう前提を持ってたんだ」
と気づくだけで十分。
気づけた瞬間から、
あなたの中の常識はもう新しくなり始めてる。
私がサポートしてきた中でも、
“自分の思い込みを素直に受け入れた”人から
どんどん現実を変えていってます。
「夫の言葉に傷ついた」ではなく、
「私はなぜそれで傷ついたんだろう?」と考えられる人。
「会社の人間関係が嫌だ」ではなく、
「私はどうありたいんだろう?」と自分に戻れる人。
そういう人は、必ず気づきがあるたびに
楽になって軽やかに変わっていきます。
もし今、「なんで私ばっかり!?」と感じているなら、
それはあなたが悪いからではなくて、
古い常識の中で一生懸命生きてきたからってことです。
そこから抜け出すには、
これまで持っていなかった新しい視点を持つこと。
「私を苦しめてきたルールってなんだろう?」
それを一緒に見つけていくだけで、
我々の人生は必ずググッと動き出します。
「自分を知ること」って、まじでまじで
どんな方法よりも強力な現実創造の鍵だと思うんですよね。
私は、その視点や方法を2019年から現在までずっと
6年間かけてたくさん手に入れて活用してきました。
あなたの中の常識を優しく見直して、
新しい幸せの形を一緒に見つけていきましょう。

											
							
							
							
															
							
							
							
															
									
										
										
										
																	
										
										
										
																	
										
										
										
																	
										
										
										
																	