20210708_3:43
子供の頃、おばぁちゃんちに行くとさ、いつも脱衣所にはたくさんの入浴剤が置いてあった。いろんな県の秘湯の湯みたいなやつ。
あれがすっごい好きでさ、どんな匂いがするのか、どんな色のお風呂になるのか、楽しみだった。
お風呂上がりには、おばぁちゃんが毎回、柔らかい綿のパジャマを用意してくれて、布団もいつの間にか敷いておいてくれていた。
おばぁちゃん、ありがとう、
いつも、本当にありがとうございました。
中高大と、だんだん自分の用事ばかりを入れて行かなくなって、社会人になってからは5年に一度会ったかどうかくらいだった。
もっと会っておけば良かった。
もっと連絡をとっていたら良かった。
実家で、私が小学生の頃に飼い始めたボブもそうだ。
私は、ボブの老化を知らない。見ていない。
ボブはいつも家の庭のすみの子屋に、必ず居たのに、ボブは私の成長を見て過ごしていたのに、私は一人で過ごしているボブを当たり前のように通り過ぎ、出かけていた。
ボブが死んだと聞いた時も、会いに行かなかったし、実感がなかった。子供の頃から一緒に育ったのに。大好きだったのに、今までありがとう、大すきだよ、またいつか会おうねって言えなかった。
なんて、なんて、感情のない15.6年を私は生きてきたんだろう。
好きな人のことばかり、友達のことばかり、自分の都合ばかりを優先して、大事にしてたはずの物も人も動物も、私は捨ててきていた。
ごめんなさい。
気付くのが遅くて、ごめんなさい。
私は、無条件に愛してくれていた存在を、自分で捨ててしまった。
無条件の愛を、私に与えてくれてありがとう。
私も、無条件の愛を与えます。贈ります。存在自体が愛おしい。
そう思い合える穏やかな空間に、私は居たい。
傷付きたくないし、悲しみたくないし、イライラしたくないし起こりたくない、ただ、幸せだなぁと安心する感覚、それを、ただただ味わいたい。
私は私を無条件に愛している
動物たちも、無条件に私を愛していて、私も動物たちを無条件に愛している。
喜びで世界を生きるとは、こういつことかもしれない。
2021.7.7もう8日か、3:43お風呂で号泣

