夫のことが気にならなくなりたいんです。
思ったことや言いたいことは
言おうと思えばちゃんと言える。
「本当は離婚したい」
「一人でも生活はやっていける」
「もっと自由に生きたい」
「もっと楽しく過ごしたい」
でも、言った後の夫の
反応や言動が怖いし
無視されるとかも嫌だし
それに対応するのがめんどくさい。
だったらもう、
何も言わなくていいし
お金もいらないって思ってしまう。
そして最終的に
いつも行き着くのは
「夫のことが気にならなくなりたい」
「気にならなければ、
離婚しなくてもいいから」
という思考。
わかります。
この気持ち、
すごくよくわかる。
けどこれって、
自分が感じたくない感情を
ずっと回避してきている状態
なんですよね。
夫の反応が怖い
対応がめんどくさい
だから何も言わない。
これは一見
「穏やかに生きる選択」
「波風立てずにいられる
お互いにとって良い選択」
に見えるんだけど
実はこの選択が自分を
閉じ込めて苦しめている。
なぜかというとこれは、
自分の感情にフタをして
自分の本音を見ないように
しているだけなんですよね。
そしてここにもう一つ、
大事な気づきがあって。
「自分が何かを言った後の
夫の反応に対応するのがめんどくさい」
っていうことのその裏側には
単純に、自分が嫌なことを
言われるのが嫌だからとか
怒られるのが怖いからとか
何かされたら怖いからっていう
不安や恐怖の場合もあるけど
「相手に自分の思い通りに反応してほしい」
「相手の意見や感情は聞きたくない」
という気持ちが
奥の方にあったりする場合もある。
(自分は人に合わせるのが上手だと
思っているタイプはこの傾向がやや強い)
「相手に自分の思い通りに反応してほしい」
「相手の意見や感情は聞きたくない」
という気持ちがあったりする。
これは、他人をコントロール
しようとしているということ。
相手が自分の思うように
反応して動いてくれたり
こちらの心を乱すようなことを
してこなければ自分は問題ないから
大丈夫っていう感じだったり
相手が自分の話を聞かずに
めんどくさいことを言ってこなければ
いいのになって思う時
その深層心理には
「相手を自分の思い通りに動かしたい」
「コントロールしていたい」
という気持ちが働いている。
だから、
「気にならなくなりたい」
「そうなれば楽なのに」ってなる。
初めから気にならなければ
こうならないで済むからね。
でも実はこれ、
自分だけじゃなくて
相手も同じなのでお互いに
やってきているんですよね。
お互いに、お互いを
「思い通りに動かしたい」
と思って行動している。
だから話はできないし
話してもぶつかるし
疲れるししんどくなる。
自分も相手もお互いに
自分自身の感情に目を向けず
蔑ろにしてきた弊害ですね。
他人は自分の思い通りにならない。
他人はコントロールできない。
頭ではわかっていても、
体ではまだそれをできず
手放せていない状態なんです。
自分が何か言った後に
夫の機嫌が悪くなったり
怒ったりするのって、
それは夫の課題であって
自分の責任でも自分の課題でもない。
相手がワーワーしちゃってても
相手がワーワーしているだけで
「なんとかしないといけない」
と思うのはこちらの課題じゃない。
でも「なんとかしないといけない」
っていう思い込みがあるから
「対応しないといけない」
「説得しないといけない」
「わかってもらわないといけない」
ってなって余計なことをして
めんどくさくなってしまう。
自分のことではないことを
なんとかしようとしているから
どうにもできないわけで
何も変わらないわけです。
自分のことを自分で適切に
行動していけば変わります。
わかってもらう必要なんてないし
同意してもらう必要もない。
自分はどうしたいか?
を考えてそうしていけばいいだけ。
でもここで問題が出てくる。
「そうすればいいのは
わかってるんですけどね〜」
っていう頭ではわかってる
とかっていうやつ。笑
これは、
そうしようとしたとき
それを実行したときに
生じるであろう自分の心の揺れや
感じるであろう感情が怖いから
動けないしできないんですよね。
夫が怒るかもしれない。
不機嫌になるかもしれない。
何か言ってくるかもしれない。
びっくりしたくない。
傷つきたくない。
悲しい思いをいたくない。
負けた気持ちになるのが嫌だ。
言い負かされたくない。
相手にコントロールされたくない。
感じたくない感情は
人によって様々だけど
望む理想の自分や現実の手前に
その方向に向かうための選択と
行動をする必要のある場面があって
その時に自分が感じるであろう
不安や恐怖や羞恥心、罪悪感、
そういう感情を感じたくないから
行動しない。
を選んでしまうし
感じたくないから、
「夫がいなくなればいい」
「気にならなくなりたい」
という回り道に逃げてしまう。
じゃあ、ここから抜ける
ためにはどうしたらいいのか?
「自分でなんとかしよう」を
どんどん手放していくこと。
つまり、
コントロール不可!
もうお手上げです!
っていう状態になること。
「自分でなんとかしなきゃ」
ってなっている状態の時って
どんどんしんどい状況や
関係性になっていくんですよね。
頑張れば頑張るほど、
コントロールしようとすればするほど、
こじれてしんどくなっていく。
逆に、自分が安心して
緩んでそこにいられる時
自分自身の気持ちも思考も
理解して受け入れている時
家族やほかの人に自分の
弱さも見せられる自分になれた時
夫婦関係も人間関係もお金も
日常生活全般が好転し始めて
うまく回り始めるんです。
自分のこと以外は
コントロールできないと学んで
コントロールしようとしなくても
大丈夫だっていう自分になれば
たとえ、クセでいろんなことが
気になっちゃったとしても
人間にせよ出来事にせよ
コントロールしようとする
気持ちが湧かなくなるから
「あれをしておかないと」とか
「これをしないといけない」
っていうのも湧かなくなる。
なんの問題もない日々。
なんの問題もない自分の
状態になれるんですよ。
そのためには、
感情をちゃんと感じる
っていうことが必要なんです。
感情って、感じているだけで
何も問題がないんですよね。
夫が怒った、怖い、と感じた。
〜〜が不安、と感じている。
〜〜が気になる、と思っている。
その感情も思考も
ただそこにあるだけで
ただそう思ってるだけで
なんの問題も起きていない。
感じたからといって
何かしなきゃいけないわけじゃない。
感情はただ感じていればいい。
本当に本当に、
それだけなんですよねー。
でもこれって、
頭で理解するだけではなく
体感として積み重ねていく
必要があるんですよね。
「なんだ、こんなもんか」
「案外大丈夫だったな」
「思ってた感じだった」
「思ってた以上だった」
「こういう感じなのか」
みたいな経験を少しずつ
重ねていくことで、初めて
「感情を感じても大丈夫」
という感覚が出てくる。
私が、夫も義理の両親も
外的要因は何も変わらないのに
心穏やかに過ごせるようになって
自分のことをどんどん進めて
行けるようになったのも
相手への期待やコントロールを
どんどん手放していって
ここが理解できるように
なっていったからです。
これができるようになると
夫が何を言っていようが
義理の親がどれだけ脅してこようが
私の生活にはなんの問題もなく
「ほんと嫌だな」
「うるさいな」
「めんどくさいな」
「死ねばいいのに」
「いなくなればいいのに」
「家ごと燃やしてやろうかな」
「こういうことしてくるかな」
「こういうことになったらどうしよう」
とかいろいろ思ったり感じていても
誰も何も私の頭の
中や心の中の領域には
入ってくることはできないし
誰も何も私をコントロール
することはできないので
自分は自分で好きなことをして
自由に楽に暮らしていけます。
逆に、夫がどう生きていようが
不倫相手が幸せに楽しんでいようが
義両親の心臓が破裂しようが
実親がどこで何をしていようが
私も彼らをコントロール
することはできないので
自由に好きなように生きて
楽しく幸せに暮らして
いてくれたらいいな、
と思うのです。
「夫のことが気にならなくなりたい」
という気持ちの本当の意味は
「夫に振り回されない自分になりたい」
ということだと思うんですよ。
それは、
自分のことも夫のことも
無視し続けていたり
感情にフタをすることとか
離婚することでは解決できない。
わー超逃げたい!!
っていう時は
向きあわないことを選んで
一旦逃げててもいいんだけど
どこかで必ず向き合わざるを得ない
状況やタイミングがきちゃう。
それを、自分の
タイミングでやるか
向き合わされてから
やるしかないかのどっちか。笑
ずっと避けてても同じ
ずっと逃げてても同じ
どうせやるんだから。
としたら、今からでも
自分の感情をちゃんと感じて
自分の本音を知っていって
自分が何をどうしたいのか?を
自分で決めて行動していける
自分になっていけたらいいよね。
夫の反応がどうであれ
自分は自分でいられる。
夫が怒っても騒いでても
自分の気分は引きずられない。
夫が何か言ってても
それは夫の課題だと自然に思える。
自分は自分のことだけ
していれば良いんです。
そういう自分になっていくために
自分の感情と向き合うことが必要。
怖いですよ、最初は。
感じたくないから
避けてきたわけだから。
けど、その感情を感じた先に
ずっと欲しかったものがあるよ。

