「私は人が怖い。
メゾン・シャネルの下っ端の従業員も、
私のモデルたちも、みんな怖い。
幸いなのは、
このことを知っている人が
ほとんどいないことだ。」
ココ・シャネルの言葉です。
シャネルは人が怖かった。
あんなにも大きな帝国を築いた女王という存在でありながら、人が怖かった。
大勢の人に愛されてきた人なのに、ずっと人が怖かった。
安心できることはなかったんだそうです。
そんなに人が怖いのに、
ジーンズを履いてきたモデルに対しては
「夢を売る仕事をしている自覚がない」と
激しく叱りつけたりしていたんだそう。
それって、どれだけ怖いことだろう?
想像できますか?
アトリエスタッフにも厳しくて、気に入らなければ何度でもやり直しをさせていたんだそう。
なのに、その人たちのことも怖い。
日々、どれだけの緊張感の中で、
どれだけの恐れと向き合い、
どれだけ、
自分の恐れの壁を突破し続けて生きてきたんだろうって
私は思いました。
人は、本当の自分を生きようと決めて
その人生を歩み始めると
今までになかったような恐怖に出逢います
それは、自分を生きるために自分で設定してきた課題で
自分を生きることでその課題と次々と向き合っていくことになります。
逆に言えば、
自分の人生の課題と向き合うために
自分を生きることを選択していくと言っても過言ではないのかもしれません。
私自身も、自分を生きていきたいと心から思ったから、
夫の不倫でボロボロになってどん底味わったところから
いろんなことを学んで吸収して実践してきて今があるわけですが
その学びや気付き、実践することも挑戦することも、
終わることって多分死ぬまでありませんよね
だから、新しいことに挑戦しようとする時、
より自分を生きて自分らしく生きたいと強く望む時、
今までよりも強い恐れも出てくるんです。
そういう時に、ガブリエル・シャネルという人生の大先輩の言葉を思い出すと、
胸がぎゅっと締め付けられるような感覚で
目頭も熱くなり、お腹に力が入ります。
そして、
「よし、私もまた新しい自分と向き合おう」と
力強さというか、自分に対しての真剣度というか、
そういうエネルギーが戻ってきます。
あのシャネルだって、怖いものがあった。
怖いのに、その怖さとずっと向き合って、
怖いからと自分を曲げることなく、下げることもなく
自分を生きたわけです。
もう、尊敬しかないです。
私はココ・シャネルの在り方、生き方にとても感銘を受けて憧れているので、
自分の中での変化の時や、新しいことを始めようとする時、
自分にとって大きなことを決断する時に出てくる怖さなどを感じた時は、
いつもシャネルの本を読みます。
ガブリエル・シャネル、
自分と向き合い、孤独を見つめ、自分の嫌いなものを徹底的に排除し好きなものを追い求め、
愛するものに惜しみなく与え、創作にはどこまでもストイックで美しく、自由を手に入れるため
ブレない信念と拘り、そして潔さ、彼女の人生・ストーリーがもう大好きで大好きでたまらないんです。
ガブリエル・シャネルという存在の中に
私という存在を垣間見て、
そして、
毎回新たな視点や気付き、影響とインスピレーションを受けます。
あなたにも、そんな存在はいますか?
本音で生きたい
我慢しないで生きたい
好きなことをして生きたい
自分を好きになりたい
あなたが本当の自分で生きていきたいと望んで決めた時、
きっと出てくる恐れという課題。
そこにあなたが向き合う時、
少し怖くても、挑戦することをいつも選んでいけるように
私自身もいつも恐れと向き合い挑戦している私で在りたいです
夫に依存して縋りついて泣きじゃくって、
何も自分で決めることができなかったあの時の私からしてみたら
今の私みたいな捉え方や考え方、生活ができるなんて思っていなかったので、
自己肯定感底辺レベルの方達の希望でしかないですよ。笑
私はボロボロのサレ妻たちや
自己肯定感が底辺レベルの方々の希望になれると思って生きているけど、
私はセラピストでも先生でも講師っていう感じでもない。
友達のような先輩のような後輩のような
部活やサークルのような
性別も年齢も仕事も人種も住んでいる場所も関係なく
気負わず気軽に安心して一緒にいられるような
家族や仲間みたいな関係になれたらいいなと思っています。
そういうコミュニティ、場所を作りたい。
最後にもう一つ、
シャネルの本から痺れる言葉を引用しますね。
私はこうなりたいと思い、
その道を選び、
そしてその想いを遂げた。
そのためにしたことで、
人に嫌われたり、いやな女だったとしてもしかたがない。
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